PR

「事前相談」とは何か?

未分類

大阪府における高校入試の事前相談とは、「冬休み明け1月上旬に、中学校から私立高等学校へ志望者リストと校内テストなどの成績データを持ち込み、合格可能性について事前に調整を行うこと。」という説明が一般的にされています。

やっていることの実態を踏まえ、関東での表現を使ってもっと簡単にまとめると、

事前相談=中学校高等学校の併願推薦協議 となります。

このとき、11月校内実力テストを基準に協議をするので、

大阪の私立高校受験は、11月校内実力テストで決まる と言われます。

併願推薦と理解すれば、高校側が明確に〇△×とつけてくることも理解できるし、やましいことをやっているわけでもないことがわかるでしょう。

高校側は、これまで受け入れている生徒の、高校での成績実績に基づいて、各中学の格付けをしています。中学校間には学力差があることを前提としているので、実テの問題が難しい学校と優しい学校では、提示するラインが異なります。

ここで、模試の判定データが生きてくるわけです。校内偏差値ではなく府内偏差値で自分の立ち位置を評価できるのですから。

東京では併願優遇と言われるシステムがありますが、基準は要項に公開されていることが多く、ほとんどが評定を使います。下交渉からの確約までは生徒の家族が相談会で行いますが、12月15日からの高校との調整では学校が主導します。東京と大阪の違いは、

①評定を使うか、実力テストを使うか。

②要項に基準を明記しているか。

の違いとなります。

大阪では、私立受験のためには、11月までに勉強を仕上げておくことが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました