英検一次対策については、別稿で説明しました。
大阪府立高校文理学科(公立一番手校)受験では、もはや英検二級取得が必須という、他の都道府県の中学生や保護者からすると完全にクレージーな状況になっております。
たとえて言うと、日比谷高校や都立西高校を受験するのに英検二級以上がいる、という状況です。
英検がないと、中学校が自主規制をかけて、文理学科はほぼほぼ受験させてもらえません。
大阪府民でも、もはや力なく笑うしかない状況です。
北野高校では、英検無し合格者のことを「勇者」と称するといううわさも聞いたことがあるほど。
余談はさておき、本題。
英検二級や準一級、一次試験を突破出来たらどうする?
一次試験を通過したら、この勢いで二次も駆け抜けましょう。
ただし、一番の問題は、一次ウエブ発表日から二次試験まで二週間程度しかないことです。
合格してから二次対策を準備するのは、実質的に無理なのです。
事前に問い合わせをして、合格したらすぐ二次対策を実施できるよう、事前に準備しておかないといけないのです。
二次対策の準備は、リアルに勝るものはない。
二次対策の準備で必要なことは、面接対策。
ユーチューブなどの動画サイトにも二次対策講座がアップされていますが、実体験から言うと不十分です。
実際に、人間と人間がであって、予行演習するのが一番です。
我が子の場合はこうだった。
子供の場合、英検二級の一度目は動画だけで対策しましたが不合格。試験での面接状況を聞き取った結果、自学では無理と判断し英会話学校の二次直前対策コースの開講予定を把握し、参加させました。
英検準一級の二次試験でも同様に準備しましたが、このときは参加者が少なく講座が成立しなかったため、個人レッスンをお願いしました。
よほどよいレッスンだったのでしょう。
二次試験当日は、入室して挨拶した途端、試験官がにこにこと愛想よく対応して気持ち悪かったほどだったと申しておりました。準一級は一発合格でした。
英検はお金で時間を買うものです。
お金で合格証を買うわけではありません。不正はできないのが日本の良いところです。
多数のお子さんが、二級の二次試験に何回も挑戦してしくじっています。これは受験生の親御さんたちのブログを読んでいれば、当たり前に出てくる話題です。
でも、仮に10~20万円かかるとして、その講座を受ければ高い可能性で二次試験を一回で通過できるとしたら、さっさと英検を終わらせる方が、金銭的にも時間的にも精神的にも「PRICE LESS」ではありませんか?
コメント