聴力評価では「四分法」で計算した平均聴力を使います。
身体障害者手帳の認定をはじめとして、聴力評価では「四分法」で計算した平均聴力を使います。
500Hz、1000Hz、2000Hzの3周波数に対する聴力を測定し、1000Hzを2倍にした加重平均の式で計算します。
a=500Hz、b=1000Hz、c=2000Hz における聴力としたとき、
平均聴力 = \(\dfrac{a+2b+c}{4}\)
これだけです。
平均値では、本当の聞こえ方は全く見当つきません。
幸子
なんか、すごくあっさりしているような感じがしますけど、本当にこれだけなんですか?
博士B
障害者手帳については、これで評価することとなっています。
で、疑問の通り、一定の計算式での聴力を示しているだけですから、聞こえ方の質をこの数値で評価することは、無理ですね。
博士A
単純に説明のための例として、聴力検査のグラフ例を3つお見せしますが、ぜ~~んぶ四分法の平均聴力では90dBなんです。
この3つの性能特性のお耳が、同じように聞こえるわけ、無いでしょ?
武雄
確かに。。。。。
平均値では聞こえ方は想像できないということですね!
博士A
スピーチバナナというものがあって、これを見ながら聞こえって考えるんですよ。
別に説明しますね。
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